魯山人展へ。 [日々のこと]
今日は午後から少し時間があったので、篠山の兵庫陶芸美術館で開催中の北大路魯山人展へ行ってきました。
魯山人の作品を見るのは初めて。
美食家として知られる魯山人が開設した東京・赤坂の料亭「星岡茶寮」で実際に使われていた器なども出品されていました。料理人、陶芸家として有名になる前は書家としてのスタート。そんな人生の歩みも興味深く、じっくり見ることができました。
自分で作った料理を自分で作った器に盛る・・・たくさんの才能を開花させた偉大な人ですね。
織部や志野、備前、黄瀬戸といった渋い器の他にもシックな模様の九谷などもあって、一見、とても地味なのですが、お料理の栄える器ばかり。
いったい当時は、どんなお料理が盛られていたのでしょう。
色々と想像しながらの時間でした。
ところで、今日行ってきた場所・・・丹波・篠山いうと遠く感じますが、美術館のある今田町はうちからは車で30分もかからないので、比較的、思いたったら即行きやすい場所。
そこは丹波・立杭焼で有名な陶芸の里です。
新緑の山に囲まれた里、美術館は山のふもとにあります。
今日は一人で行ってきたのですが、ドライブ日和、運転中も山を眺めながら、とてもゆったりとした気持ちでした。
実はずいぶん前に私もちょこっとだけ、陶芸を習っていた時期が・・・。
当時は焼きあがった自分の器が嬉しくて何度か使ってみましたが、今見るとどうしようもなく恥ずかしいものばかりです・・・。けれど、久しぶりに食器棚の奥の方にしまいこんでいた銘々皿を出して、超簡単おやつの、<黒蜜だんご>を作って盛り付けてみました。
(この中途半端な出来栄えの食器にふさわしいといえばそうかもしれませんが、黒蜜だんごも焦げ目をつけるのが難しくて中途半端なお味・・・京都の美玉屋のが食べたい。。。)
今日は色んな器を観てきたので、なんだか新しい食器が欲しくなってしまいました。
もちろん骨董ではなく、お手頃価格のものですが。。。
ちょうど、器屋さんから個展のDMが届いていたので、週末にでもちらっと覗いてこようかな~。
おはようございます。
魯山人の器ですか。料理を盛った状態でみないとよさがわからないかも。
京都博物館の無料の時よく器をみにいっていました。
イメージの中で料理を盛るんです。楽しいですよ。
by 京男 (2010-05-19 04:58)
京男さん♪
無料の時があったのですか~、この前は結構なお値段でしたよ。
私は招待券もらったんですけど・・・。
私も無意識で空の器の中にお料理をイメージしながら観てました♪
確かに楽しいです!
by nao (2010-05-19 20:10)